医師が治療に必要な薬の名前や使用方法を処方箋に書き記し、薬剤師が調剤することで薬の使用の安全性を高めることを目的とするのが「医薬分業」です。
処方箋を持ち込む薬局は自由に選ぶことができます。自宅の近くやあなたが信頼の置ける薬局を「かかりつけ薬局」に決めてください。複数の医師にかかった場合でも、あらかじめ決めた1ヶ所の「かかりつけ薬局」で調剤を受けることが大切です。
「かかりつけ薬局」では、あなたの体質、薬物アレルギー、服用中の薬や過去服用していた薬について質問し、処方された薬と共に薬歴簿に記録して、あなたの薬の管理に役立てます。
新薬(先発医薬品)の特許が切れた後に、製造販売された同じ成分の薬です。開発コストが少ないため先発医薬品に比べて安価となっています。欧米では医師が 処方せんを記載する時に、商品名ではなく一般名(generic name)で記載することが多いことから 「ジェネリック医薬品」と呼ばれます。
現在、処方せん調剤により保険薬局で受け取るお薬は、患者さん自身が、医師や薬剤師との相談の上で先発医薬品かジェネリック医薬品かを選ぶことができます。
処方された薬の種類や量を整理して記入し、医師や歯科医師、薬剤師にあなたの薬歴を知らせることのできるのが「おくすり手帳」です。
通院や市販薬を買うとき、おくすり手帳を提出することで薬の重複投与や相互作用を確認し、安全・適正に処方して使用することができます。
また旅先での急病をはじめとするかかりつけ薬局に行けない場合や災害時にも、お薬手帳があればあなたの薬歴をチェックできるので、治療や投薬に大変役立ちます。
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